あなたの元気について
- 傾聴ダイヤル 岡山
- 3月2日
- 読了時間: 3分
髙原優子です。
『元気』と一口にいっても人それぞれです。
高揚している気分を元気と捉える方もいれば、凪の様な静な心持の状態を元気と感じる方もいらっしゃいます。
何気なく私達は「元気?」と挨拶のように交わしてしまっている言葉ですが、今の私は本当に元気なのか・・・わからなくなってしまう時も正直あるかもしれません。
そんなあなたへ。

自分が分からなくなってしまっている時にまず共通することは、他人と自分を比べてしまっている時だということです。
そうなると自分の感情を拾っても拾ってもかき消され、他人や大多数の感情の方が正しいのではないかと思う思考の方が優位に立ってしまいます。
私がおかしいのかもしれない、どうしてこんなにすっきりしないのだろうか・・・と
落としどころがいつまで経っても見つからない、降りる駅のない電車に乗ってしまったみたいな不安の渦に飲みこまれてしまいます。
まずしっかりと思い正して欲しいことは、あなたの感情を否定しないこと。
どんなつまらない気持ちであってもです。感情はあなたの今の心模様を映し出してくれる鏡です。しかし感情自体はあなたの魂・人間性とは何ら関係はありません。心模様は空模様と同じ、あなたの一部分ではあってもあなたそのものではないものも、また感情なのです。
ですからネガティブなものも恐れずに明確にすることです。
他人と自分は違うと分かっていてもそう思えないというのは、わかっていないのと同じことです。まず深く理解するためにしっかり落とし込めるよう努力してみましょう。
落とし込み方が足りないことを自覚する、それが【自己一致】の入り口になります。
傾聴はそんな自己一致の入り口へといざなってくれる手段の一つでもあります。
まずどうして心がモヤモヤしているのかを、傾聴を通して私の鏡にあなたの心を映し出し見つめてください。お辛い気持ちも見えてくるかもしれませんが、私が一緒にそこにいますから大丈夫です。安心して臨んでください。
そしてもう一つ、感情がわからなくなってしまっている方に共通していることは、本当はやりたくないことを(お仕事だったり、やらなくても生活できるのにやり続けている)やらなければ人間じゃないくらいに設定してしまっていることです。
そんなことを一つずつ解消していくことで本来の分かりやすい感情が戻ってきます。
やりたいことが分からないときは、まず”やりたくないことをやめていくこと”です。
傾聴は私に話しをしていながらも、自分自身に声を掛けていることと同じ行為になりますから、一番理解して欲しかったのは他の誰でもない自分自身だったんだということも感じることが出来ます。自身に癒されることが何より一番です。
自分から目を背けずにどうか寄り添う勇気を持ってください。私はそのお手伝いをさせてもらいます。