”変われない”の本当の意味
- 傾聴ダイヤル 岡山
- 1月27日
- 読了時間: 2分
髙原優子です。
『変わりたくても変われない…』
これは多くの方が何気なく、よく口にしている言葉です。
でもこの言葉の真意はこうです。
『今、私は変りたくない…』

変わりたくないのには様々な理由があると思います。
変わる変わらない以前に今はエネルギー自体がないのかもしれません。
本当のあなたはそもそもそんなことなど望んでいないのかもしれません。
今は静かに過ごしたいことを優先したいのかもしれません。
もう少し時間が経って準備が整ったら行動できるのかもしれません。
あなたにとって今のままでいるほうがずっといいからなのです。
『変わりたくても変われない私』と
『今は変りたくない私』とでは大違いです。
自身の脳に及ぼす影響を考えてみても、後者の表現の方がダメージを受けないことがお分かりいただけると思います。
周りの人に伝える言葉としても、後者ならば説得力があります。
変われないんじゃない、実のところ変わることを今は望んでいないだけなのです。
そのことを区別して自分自身や周りの人達にも伝えることができていると、
立ち止まっていることにも意味があると感じることが出来るはずです。
自分の決断で行動しているんだという軸を再認識し直せば、
地に足の着いた毎日を過ごすことが出来る。例え休んでいてもです。
どのような現在であれ、その中で自分の生きたいように最善をつくして
私達は生きています。
私はどんな人であっても自分軸で生きていると思っています。
ただ、そのことを認識し辛い思考回路になってしまっているだけ。
このねじれている思考回路を一つ一つ整理していくと、至ってわかりやすい
”わたし”が見えてきます。
生き辛さを感じにくい人というのは、
この部分がこの解釈がねじれていないので深く悩まずに決断し
行動ができるだけのことです。
思考回路が常にシンプルに整っています。
そして、ねじれが見つかっても素直にそれを認めることが出来る人です。
傾聴をしてもらうと心の強張りが緩み、奥底に定着しきっているねじれを
素直に認めやすくなります。
どうかもっとご自身の選択に誇りを持ってくださいね。
機会がありましたら、お話出来ることを願っております。